2016年10月12日水曜日

イタリア新聞記事② ボローニャひったくり

Scippo in pieno giorno in piazza Nettuno, un arreto
ボローニャの中心
ネットゥーノ広場 図書館もありいつも人が多い場所
Scippo in pieno centro e pieno giorno. Vittima un pensionato bolognese che si è visto assalire da un borseggiatore mentre si trovava in piazza del Nettuno, ieri pomeriggio, intorno alle ore 16. Il ladro però non è riuscito a farla franca, è infatti stato individuato e tratto in arresto poco dopo. Provvidenziale è stato l'intervento di due testimoni alla scena.

Da quanto ricostruito dalla polizia, allertata sul posto, la vittima, un uomo di 75 enne si è visto improvvisamente afferrare il borsello contenente tutti i suoi effetti personali. L'anziano ha cercato di opporre resistenza, tenendo stretta la sua borsa, ma il malintenzionato non ha ceduto: ha tirato l'oggetto con forza, finchè non è riuscito a strapparlo via al proprietario. A quel punto, con il maltolto in pugno, il balordo si è dato alla fuga, in direzione della zona Universitaria.

Alla scena hanno assistito alcuni passanti: un giovane rumeno è stato il primo a tentare di acciuffare il ladro, senza successo, allora ha chiamato le forze dell'ordine. Nel frattempo un altro passante è intervenuto lanciandosi nell'inseguimento del malvivente, che è riuscito a raggiungere. Il cittadino, un bolognese di 28 anni, una volta braccato il ladro gli ha strappato il borsello, ma non è riuscito a trattenerlo. Così mentre il borseggiatore si allontanava si è appurato che il borsello recuperato in realtà non era quello sottratto al 75enne, bensì quello del ladro, con all'interno i suoi documenti.
Infine il balordo è stato intercettato dagli agenti di polizia, all'altezza di via Altabella. E' stato identificato - si tratta di  un 39enne bolognese con precedenti vari all'attivo - e tratto in arresto per furto con strappo

ネットゥーノ広場で白昼堂々ひったくりも逮捕

被害者は年金暮らしのボロネーゼの男性。昨日夕方4時頃、ネットゥーノ広場にいたところ強盗に襲われました。 幸いにも2人の目撃者の協力おかげで、その後すぐに逮捕となりました。
警察が駆けつけ現場検証によると、被害者の75歳の男性は所持品が入ったショルダーバックを突然掴み取られ奪われそうになったため、男性は抵抗し、必死に自分のカバンを握りしめましたが、強盗はそれでもあきらめず、力ずくで男性の手から離れるまで奪い取りました。そして大学周辺の通りの方へ逃げて行きました。
この状況を数人の通行人が見ており、まずルーマニア人の若い男性が犯人を捕まえようとしましたができなかったので、警察に通報。そのすぐ後にまた別の通行人が犯人の後を追いかけました。その28歳のボローニャの青年が犯人から鞄を奪い返しましたが、また捕まえることはできませんでした。そのまま逃げ、落とした鞄を見ると75歳の被害者の男性のものではなく、犯人本人のもので、自身のアイデンティティーカードなどが入っていました。


その後犯人は警察によって(犯行現場から300mほど離れた)Altabella通りで確保。男はボローニャの39歳で前歴があり、強盗事件として逮捕されました

2016年10月10日月曜日

イタリア新聞記事① ボローニャハム祭り!


Bologna, torna MortadellaBò. Ecco cosa si mangeràDal 20 al 23 ottobre piazza Maggiore ospiterà la manifestazione: ricco il programma, ampio spazio allo street food


Il Resto del Carlino Bologna 10月5日記事)

ボローニャ ボロネーゼハムで有名な“モルタデッラ”

1020日〜23日 マッジョーレ広場で開催 

豊富なイベントとストリートフードを楽しもう!

日本では「ボロネーゼハム」と呼ばれるモルタデッラ
胡椒やにんにく、スパイスを入れた伝統的なハムです。



ボローニャ 2016105日−ボローニャ伝統ハム・モルタデッラがマッジョーレ広場を埋め尽くします。
ここ数年“気高き建造物”=「ドゥエ・トッリ(二つの塔)」の元でボローニャ・モルタデッラ組合によるイベント「モルタデッラ・ボ」が開催されていましたが、エミリア州を代表するサラミを知ってもらうにはまだまだ規模が小さかったようです
そのため主催者は本年から1020日〜23日、場所を以前から望んでいたクレッシェントーネ(マッジョーレ広場の別名)に戻し、開催することとなりました。透明のブースを広場に設置するというアイデアがこの広場を使用する大きな意味を果たします。
「モニュメントを隠さずに広場を使用する。この一新したアイデアで実現できました」と協会会長のコッラディーノ・マルコーニ氏。昨年の13万人の来客を超える記録を目指しています
4日間のプログラムは満載。
2018時よりマッテオ・マリア・ズッピ大司教によるオープニング・テープカットを実施)ストリートフード(食べ歩き)、工房、ロゼッタパンを配るフードバイクと分かれ、モルタデッラ専門店など地元の様々な優れた品を紹介します。
目標はモルタデッラを使った様々な調理法を知ってもらうこと。4人のボローニャ出身とイタリア各地の4人の合計8名のシェフよって24品を紹介します。毎日6品の日替わりメニューを提供、正真正銘の味の“挑戦”は、観客全てに見えるようにインパクトのある舞台キッチンを用意しました。地元の伝統料理そしてイタリア各地の味の違いを楽しむにはここだけではありません。
ボローニャIGP(保護指定地域表示)のモルタデッラはストリートフードゾーンの8つのブースで楽しめます。地元の特産物から始まり、サラミの「バラの女王」と呼ばれクリエイティブな一品を味わうことができます 。プーリア州のボンベッタ(肉団子)やシチリアのアランチーノ(ライスコロッケ)、モルタデッラハンバーガー、マリトッツォ・サラート(ロールパンのサンドイッチ)、ニョッコ・フリット(揚げパン)、パンツェロッティ(プーリア州の揚げパン)、白ピザなど。
食通体験の締めくくりは、エミリア・ロマーニャ州またイタリア各地の選りすぐりのワイン、クラフトビールをシェフやストリートフードの一品に合わせて楽しむことができます。
rosetta con mortadella
ロゼッタ・コン・モルタデッラ
FoodBikeでは、中心街の中で見つけることができます。ロゼッタパン(バラ(ローザ)の花の形をしていることから)にモルタデッラを挟んだスタンダードなサンドイッチを配ります。代金の一部はCaritas(キリスト教会支援団体)に寄付される予定です。その他バールや工房、DJや生演奏、試食会などもプログラムに組まれています。

モルタデッラ専門店は多くの人に、製品を知ってもらういい機会となるでしょう。「今回のMortadellaBoのイベントのメインは「愛」です。モルタデッラだけでなく、街全体に広がることを願います」とマルコーニ氏。モルタデッラ・ボローニャのIGP(保護指定生産地域)は34社によって成り立っています。そのうちのほとんどは北イタリアの会社です。2015年には40万キロの生産量に(全体の12-13%となる5万キロが海外へ輸出。)。今ではパルマ・プロッシュート(生ハム)に次ぐ、輸出量になっています。ボローニャはその50パーセントをシェアする重要な役割となっています。