今日から9月!! 夏も終わり~さみしい
日本はまだまだ暑いそうですが、ボローニャの山奥はすでに朝夜ひんやり。今日も長袖、長ズボン、心地よい風が吹くので首にスカーフを巻いてるくらい。
夏の間はよかったけど、寒くなってくるとお風呂が恋しくなるなぁ~。早くバスタブ付きの家に引っ越ししたい!
今物件探し中です。いいところみつかりますように・・・
さて、昨日の夕食は家でピザを作りました!
さすが山奥の家、なんと!(イタリアの田舎ではふつうだけど) 石窯があるんですよ―――!!!
じゃ~ん!!(古っ)
めっちゃいい匂いが庭中に~
木の燃える匂い大好きです。小学校の自然学校を思い出す。
窯焼きって大変!400度にするのに3時間もかかりました!
まずはどんどん燃やせ!で、紙、木を一気に燃やして、そのあと蓋をして30分、そのあと灰を取り除いて、窯の中の下敷き部分を水で濡らしたタオルで拭き、掃除して さらに30分温まるのを待って、、そして!やっとピザを入れられる!
夕方5時から始めて、食べ出したのは8時半でした。
最初はガンガン燃やす! |
燃える燃える~ 入り口部分が白くなるまで熱します |
家に窯あるのもすごいけど、当たり前のようにピザを焼くための長い棒(ピザ屋で使ってるアレ)が家にある方がすごいと感心してしまいました。
主人が持ってる長い棒の先に丸い板がついてます。 巨大フライ返しみたいなもの。 |
やっとピザ投入! いい感じでやんす |
始めは火の調整がうまくいかず、穴空いちゃいました。
でもご愛嬌^^
うまいいいいーーー!
一枚目 いびつな形の穴あきピザ! |
二枚目! 今度は窯の中で回しているうち片っぽ、欠けた!でも美味!! |
三枚目にしてやっと!丸くなりました~ 私が作った!エッヘン(死語) 美味美味 |
ピザソースもトマピューレに塩、オリーブオイル、オレガノを混ぜたらできる簡単なもの。
辛いのが好きな人は、出来上がったピザにペペロンチーノが入ったオリーブオイルをかけるのが普通。日本みたいにタバスコをかける人はいません!
この間記事に、「イタリア人はピザを手で食べない」という変なのが載ってたけど、まったくナンセンス!
http://matome.naver.jp/odai/2137700877382799101
「ピザを手で食べるのは日本人だけ」という内容だけど、結局のところ、イタリアのレストランで出てくるピザは切られていないことが多いので(切って持ってきてと言えば、もちろん切ってくれる)、テーブルにはナイフとフォークが用意されており、それを各々切って食べるというもの。
ビジネスマンなど、手や服を汚したくない人はそのままナイフとフォークで細かく切って食べるけど、
普通の人は切ったあと、手で半分に折って食べるのが普通ですよ!
その記事にも最後は、「イタリアでも手を使っていいが、ナイフフォークが基本。」とか「アメリカでも手で食べる」とか、タイトルと矛盾しとるやんけ!
そんなうんちく言うなら、『ピザは本来は夕食に食べるのが伝統的』というのを声を大にして言いたい!
今やファーストフードになってしまったピザだけど、もともとは土曜日の夜に家族、親戚が集まってわいわい食べたものらしい。(私も知らなかった)
あとはピッツァのお供は「ビール」!! に限る!
生地の発酵にビールを使い、そして飲む。。。すべて麦なんです!
炭水化物摂りすぎ。
夜食べると消化できないので、やっぱりお昼に食べるのが理にかなってるかなーと思いました。
最後は記事だけ余ったのでフォッカッチャを作りました。 今日の昼ごはんに。炭水化物ばっかり |
ちなみにイタリアのピザ屋には2種類あります。
・Pizzeria(ピッツェリア)=ピザ・レストラン
・Pizza al taglio(ピッツァ・アル・タッリィォ)=切り売りピザ屋
ピッツェリアは普通のレストランと一緒で座ってオーダーして、丸いピザがお皿に乗って運ばれてきます。ピッツェリアといっても、だいたいはピザ以外のパスタや他のものもあり、レストランよりは少し安め。
ピザは持ち帰りもできます!
だいたいマルゲリータ(トマトソース、モッツァレラチーズ)で4~5€くらいが妥当でしょうか。
もう一つの切り売りピザ屋は、だいたいのイタリアの街の中でよく見かける量り売りの四角いピザです。好きなのを好きな量選んで、立ち食いもしくは持ち帰り用。下の写真みたいな感じ。
マルゲリータ、はがきサイズくらいで2€くらいかな。
昼食をさっと済ましたい人は、こんな感じでいいかも。
でも最近はケバブ屋と一緒にピザ屋を経営してるアラブ系の店が多いので、すべてがおいしいかは保証できません~。ケバブは美味しいけど。
適量がわからず、いつも大目に頼んでしまう… |
手間暇かけた方が、おいしいものできるのは当たり前ですね。