2013年6月11日火曜日

インフルエンザ

しばらく落ち込んでたり、気分転換にローマに行って来たり、インフルエンザにかかったりといろんなことがあって、ブログ更新ができずにいました。

いろいろと書くことを思い付くものの、書き留めないとすぐに忘れてしまうし 日記やFacebookにちょこっと書き込むほうが簡単で、つい怠けてしまいがちですが、今日からまた頑張ろうと思います!

さて先日、4年ぶりくらいにインフルエンザにかかりました。
私は高熱の時に限っていつも同じ夢を見てしまうのですが、夢の中でずっと同じことを繰り返すというループに追い込まれ、抜けられないという悪夢。
今回も朝方にその夢を見たので、熱出てるなーと思いながら体温計で測ると脅威の「39.10」!!
3月末に日本で遅い予防接種をしたのに、まったく効果ナシでした。。

結婚してから婦人体温計で毎朝チェック。
この日はさすがに異常です


ということで今回は、イタリアの医療事情を少し…
(私の知っている範囲なので、間違ってる箇所もあるかもです。ご愛嬌^^)

イタリアでの医療は、基本的には無料であります。
ただしイタリアの国民保健に入っていればの話。
だから国立病院で診てもらうかもしくは国が決めたホームドクターに診てもらうか、というのが無料になります。
ただし緊急の場合(Pronto soccorso プロント・ソッコルソ)は、保険に入っていなくても無料で見てもらえるようです。
ホームドクターは電話でも診療可能。例えば処方箋が必要な薬を出してほしいときは、ホームドクターに電話してどの薬が必要が教えてもらい、ホームドクターから指定の薬局に連絡してもらい、その後その薬を買うことができる。。。などなど

薬は薬局 Farmacia ファルマチーアで購入します。
街の至る所で見かけるので、もし旅行中に薬が必要になったら駆け込むとよいです!

このマークが目印!

処方箋なしでも、働いている人はみんな薬剤師さんのみなので、症状を説明すれば薬を出してくれます。
ちなみに街中にある一般の薬局の数はその都市の人口に比例して決まっているらしく、12,500人までの街に対しては5,000人に1件の割合。12,500人以上の街に対しては4,000人に1件の割合だそうです。(wikipediaより)
他にはプライベートや病院の薬局などもあるらしく、、ローマでは通りごとにあったような気が…とにかく多いです!儲けそうだもんね;-D!!!

あとはイタリアだけでなく、ヨーロッパではホメオパシーが日本よりも流行っている気がします。(イタリア語ではOmeopatia オメオパティーア)
Wikipediaでは『極度に希釈した成分を投与することによって体の自然治癒力を引き出すという思想に基づいて、病気の治癒をめざす行為。同種療法、同毒療法、同病療法と呼ばれる場合もある。』
普通に薬局で購入できるし、私も義理の母に勧められて生理痛の薬など飲んでいましたが、すぐには効能が出ないので、諦めました。
しかもホメオパシー治療中は他の薬を飲むと効能が薄れるとかで(義理母曰く)、結局いつもバファリンを飲んでしまい、ホメオパシーは効かなかったのかもしれませんが…
Wikiには「医学的には認められていない」と書かれているので、よくわかりません!
気になる方は調べてみてください:)
Wikipedia リンク : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC

東洋医学でいうと漢方みたいなもんなのかな。。。まあ、病気にならないことが一番ですね!


しかししかし今回の場合はそんなゆっくり治すわけにもいかず、とりあえず解熱剤で一気に熱を下げました。
『Tachipirina 1000mg(タキピリーナ 100mg)』 という薬。
これ、実はイタリアでしか販売されていないそうで、ものすごく強い解熱剤。
アメリカではすでに法律で禁止されているとのこと。
それをまだイタリアでは売ってるって、ある意味怖いなー。。。
確かに1000mgって、日本では絶対に見ない量な気がする。知らず知らず飲んだけど、大丈夫かな…



ネットで調べると1000mgは処方箋が必要だけど、500mgだと処方箋なしで購入可能だそう。(でも500mgを二粒飲めば1000mgになるよなぁ。。。)
お医者さんによると高熱が出たときのみに飲む以外は適していないということ。効能が強力すぎて、胃や脊髄に負担がかかるそう。(ネットで調べても Tachipirina fa male...(タキピリーナは…に悪い)と調べると胃や背中、子供などいろいろ出てくる!)

しかし主人いわく、ついこの間までテレビのCMで「頭痛にも速攻効く!辛いときは飲んでお酒とダンスでハッピー♪」みたいなことを謳っていたそう。(なんかいろんな意味でメディアって怖い。。)
まあ、効くとはいえ、あまり飲まないほうがよさそうですね。
でも、今回はこのタキピリーナさんのおかげで、夕方には36度まで下がり回復!

午後にはホームドクターのガンチさんも来てくれ、喉と背中を見てくれていろいろと薬を処方してくれました。
私は日本でもいつも扁桃腺が腫れて熱を出していたので、いくつか日本から持ってきた薬を見せると「これはイタリアでは子供の飲む薬ですよ。」と笑われてしまった!
日本ではちゃんと耳鼻咽喉科に行って処方してもらったのに!!
まあ、医学の歴史や体の仕組みが違うから仕方ないよね・・・たしかに真っ黒に焼けたおばさんとか見てると強そうだもんね。。。(でもイタリア人そんな体大きくない人もいるんだけど、どうしてるんだろう?)

そんなこんなで、4日目にしてやっと調子が元に戻りました。
抗生物質があまり体質的に合わないので、ゆっくりと子供の分量のアスピリン系の薬で喉の腫れを治しています。

 
OKIという薬。
二つに分かれていて、BAMBINO(こども)は半分だけ水に溶かして飲む
歯磨き粉の味がしてマズイ><
まだ引かないので、しばらくは母に送ってもらった「のどぬ~るスプレー」で対処しまする。
おかっち~(母のあだ名)、ありがとう。
 
次のブログはもっと楽しい内容にします!
せっかく先々週は楽しいローマ旅行をしてきたので、ローマ紀行を書きますね。
 
 



 

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