2013年5月8日水曜日

食べもの

ボローニャにはおいしいものがたくさん!
ボロネーゼソース(Ragù bolognese) はもちろん、ラザニア(lasagne)、トルテッリーニ(tortellini)
日本ではボローニャソーセージと呼ばれているモルタデッラハム(mortadella) などなど…
lasagne ラザーニャ
挽牛肉、にんじん、セロリ、香辛料を4,5時間煮込む
ベシャメルソースとパルミジャーノとをパスタの間に交互に挟んで!
考えるとこれだけですごいカロリー!!



tortellini トルテッリーニ
中には牛肉、パルミジャーノ、パン粉が入っている。
通常はブロードでスープに入れて食べる。
これはマンマの友達の手作り
この記事を書いていて、横にいる主人に「スパゲッティ・ボロニェーゼはイタリアではなんていうの?」と聞いたところ、「そんなものは存在しない!外国で勝手にそう名付けられただけだ!」と怒られてしまった。
スパゲッティというのはイタリア人にすると細く長いパスタのこと。
 「その細いパスタに濃厚なRagù(ラグー)をかけるなんて!」 と憤慨している。

ラグー(私たちが言うボロニェーゼミートソースのこと)は、もともとラザニアのために作られて、それをパスタにかけるならタリアテッレ(きしめんのような太い卵入りパスタ)のみに許されているようで…失礼しました。

ここでパスタの話を少し。。。
イタリアにはパスタの種類はびっくりするほど多い。
イタリア語でいうPastaは日本語でいう「麺類」に当たるので(お菓子のいみすることもある。それはまた今度)日本でもうどんや蕎麦のように種類があるように、イタリアのパスタにも数えきれないくらいのパスタの種類があるみたい。
ロングパスタ、ショートパスタ、ラビオリなどの詰め物パスタ。
例を挙げると、マカロニ、ペンネ、リガトーニ(マカロニよりも少し太い円筒)、ブカティーニ(少し太めのロングパスタで、穴が開いている)、オレッキエッテ(南イタリアのパスタ 耳(オレッキオ)の形をしているのでこのような名前)、ファルファッレ(蝶(farfalle)の形をしているのでこのような名前)

どうしてそんなに種類が多いかと言うと、パスタ形や味が、ちゃんとソースとマッチするように考えて作られてるそう。(600種類以上とか)

たとえば、「アッラビアータ」。
日本では一度スパゲッティにソースがかかって出てきたことがある。しかもぶよぶよの麺><
イタリアでは必ずペンネ。「Penne all'arrabiata」とメニューに必ず書かれている。 
ペンネでないと絶対にいけないのだ!ちゃんとソースがペンネの穴に入り、周りの溝にソースが絡むように作られている。
  ちなみに、アッラビアータのarrabiareはイタリア語で「怒る」という意味。かっかと怒るくらい辛いという意味で名付けられたそう。
う~ん、そう考えると深いなぁ。

カルボナーラ」は(spaghetti alla carbonara) なので、スパゲッティでOK。carbo-はラテン語で「炭に関する」。カルボナーラにかかっている黒こしょうが炭のように見えるのでこの名前。
日本では生クリームが入ってるのが知られているけど、イタリアでは絶対にない。
卵の黄身にパルミジャーノ、黒こしょうを入れ和える。考えるだけでおいしい!!!

アマトリチャーナ」(bucatino all'amatriciana) は、名前の通りブカティーニ(buco=穴の空いたロングパスタ) 日本ではあまり知られてないけど、ローマの有名な料理。カルボナーラは卵を入れるけど、同じ食材で代わりにトマトソースを入れるのが特徴。

ローマに行ったらぜひ「Cacio e pepe」(カチョ・エ・ペペ)も試してほしい!
こちらは、カルボナーラによく似てるけど、ペコリーノ・ロマーノというローマ特産の山羊のチーズを使い、生クリーム+バターに黒こしょうがかかって絶妙!!!!
一度、ローマ出身ローマ育ちの親友が作ってくれ、最高に美味しかった なぁ…

ボローニャの特産物を紹介しようと思ったのに、最後はローマの紹介になってしまいました。
もっとちゃんとまとまってキチンとした文章が書けるように努力します。

今日はこの辺で…
失礼しました!




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